歴史に隠された窯に 今、再び炎がゆらめく
会津慶山焼は、文禄元年(1592)、当時の会津藩主・蒲生氏郷が黒川城(現在の鶴ヶ城)の屋根瓦を、肥前の唐津から陶工を呼び寄せ焼かせたのが起源とされています。その後、文久年間(1861〜4)より渡部久吉が、会津軽井沢にある銀山(現在の柳津町)のルツボを作り、後に久吉の住居を中心に東側を上水に、西側を下水に区分けしました。
中心の久吉は擂鉢(大きなねり鉢)、丼鉢、植木鉢などを作り、上水では瓦を、では錬瓦、土管、壷などを焼かせました。さらに茶道の隆盛にともなって茶器を生むなど、以後民衆の生活に欠くことのできない日常用品の製作へと発展してきたのです。
現在、会津慶山焼は当窯元“香山”ただ1軒のみで、昔ながらのロクロ、手びねり、そして灰釉(焼物のつやや色を出すための灰を原料にした薬)を用いるという伝統をそのまま受け継いでいます。機械生産の焼物とはまた違った、「土」と「炎」の織り成す色彩の美しさと、素朴な土の香りのする焼物を、今日もまた、黙々と作り続けています。
・手びねり体験
手回しロクロを使い、陶工が直接指導いたしますので、初心者の方でも本格的な作品づくりに挑戦して頂けます。
・絵付け体験
600℃で素焼きした素材に藍色の呉須絵具を使って描く下絵付けです。
*体験学習コース
修学旅行、学年行事など体験学習を目的とされる生徒樣方に、学習割引料金を設けておりますので、お問い合わせ下さいませ。
尚、全コースとも作品焼き上がりまで1ヶ月〜2ヶ月程かかります。
又、50名様より各施設への出張も致しておりますのでご連絡下さいませ。